EZ-WIN 取説

総合評価シート「EZ-WIN」取扱い説明書

パッと見て各馬の調子の良し悪しと、

コースへの適性が分かる「EZ-WIN総合評価シート」

馬券を安心して買う為に不可欠な

スピード指数以外の予想のファクターを

1枚のシートに凝縮したEZ-WINの取説です。

① 性齢  

馬の性別と年齢です。

牝馬(ひんば)♀の場合は文字がピンクで表示されます。

また、古馬(こば=4歳以上)に混じって3歳馬が出ている場合は

背景色に黄色を付けておきます。

識別する目的は、季節により牝馬♀が良く走ったり、

また、斤量(きんりょう=負担重量)が牡馬♂(ぼば)に比べて

通常は2㌔軽いと言う事もあって、ハンデ戦の場合に牡馬換算で、

何キロになるかを確認しておかないと、斤量の数字だけを見て、

「あ、この馬ハンデ軽いやん♪」

と、おかしな間違いを防ぐことも目的です。

3歳馬も、古馬混合戦に出走する場合、通常2㌔~3㌔軽くなります。

さらに3歳牝馬の場合、古馬の牡馬と比べると4㌔~5㌔軽くなります。

ハンデ戦で、与えられた斤量が、軽いのか重いのかを知る上で、

性齢は結構重要になりますので、確認しておいた方がいいでしょう。

② 負担重量

定量戦・別定戦・馬齢重量戦・ハンデ戦と、

負担重量の規定にも種類が有ります。

定量戦・馬齢重量戦では、あまりこだわる必要はありませんが、

ハンデ戦・別定戦になると負担重量に大きな差が出る事もあります。

400㌔以上の体重があるサラブレッドが

僅か数キロの違いで何が変わるの?

と思われるかも知れませんが、

意外と斤量に敏感な馬もいるので

無視しない方がいいと思います。

という事で、ハンデ戦・別定戦では

最も負担重量が重い場合、数字を赤文字で表示します。

また、逆に負担重量が最も軽い場合は、背景色を黄色に、

次に軽いものには背景色を橙色に着色して表示します。

③ 評価S~1週前

これは、調教の評価になります。

評価の基準は「調教偏差値」を物差しにしています。

調教偏差値は、他の馬の偏差値と比較した評価では無く、

その馬の過去の偏差値と比較して評価するようになっています。

評価S 

偏差値がずば抜けて高かった馬には、この欄に背景色「黄色」が付きます。

評価A

偏差値が高かった馬には、この欄に背景色「黄色」が付きます。

評価☆

偏差値自体は「評価A」には至らないものの、

調教のパターンが、その馬が好走した時と同じで、なおかつ

水準級の偏差値が出ていた場合、この欄に背景色「黄色」が付きます。

自己最高

同じ調教コースで、過去に出した最高偏差値を

更新している場合に、この欄に背景色「黄色」が付きます。

偏差値UP

今回の最終追い切りの偏差値が、

前走時の最終追い切りの偏差値を上回っていた場合

この欄に背景色「黄色」が付きます。

1週前

最終追いきりの1週間前の調教で偏差値が高かった場合、

この欄に背景色「黄色」が付きます。

脚質

前走・2走前・3走前のその馬の脚質を表しています。

逃げ

背景色を緑色に。

先行

最初のコーナーを5番手以内で通過 ⇒ 薄い緑

先行+上り上位

先行して、なおかつ上り3F順位が5位以上 ⇒ 黄色

差し

最初のコーナーを6番手~9番手で通過し、

なおかつ上り3F順位5位以内 ⇒ 青色

追込み

最初のこーなーを10番手以下で通過し、

上り3Fタイム順位3位以内 ⇒ オレンジ

以上のように脚質を大きく5種類に分けています。

また、脚質評価欄に記載している数値は

左側の数値が最初のコーナー通貨順位を

右側の数値が上り3Fタイム順位を

それぞれ表しています。

脚質評価欄は、展開を予想したり、

そのコース固有の「好走脚質」にマッチした馬を見抜く為に使用します。

血統

当該コースでの血統の適性を、

複勝率と複勝回収率で評価しています。

また、評価には

「想定される予想人気」に応じた評価を付けています。

その理由は、ロードカナロア産駒のように、

好走馬が人気上位馬に偏る傾向がある血統も存在しますので、

同じ系統でも好走確率が低い場合は評価を下げることが目的です。

その逆に、良く穴を開ける血統を、高く評価する事も目的としています。

血統複勝率

複勝率25%以上  複勝率35%以上  複勝率50%以上

このように色分けしています。

血統回収率

こちらは複勝回収率で評価しています。

回収率75%以上  回収率85%以上  回収率100%以上

このような基準で色分けしています。

参考までに・・・

複勝率に着色があって、回収率に着色が無い場合、

「人気上位なら好走確率が高い血統」と考える事が出来ます。

また逆に、

複勝率に着色が無く、回収率には着色が有る場合、

「人気薄が好走しやすい血統」という判断が可能です。

前走距離

こちらは、その馬の距離ローテの向き・不向きの評価です。

血統と予想人気から複勝回収率を出し、それを評価します。

評価の色分けは、血統回収率と同じ色分けになります。

季節指数・馬場適性

殆どの馬には、得意な季節・苦手な季節が有ります。

また、馬場状態についても同じように得意と苦手が有ります。

季節指数

レースが開催される季節の複勝率で評価します。

上のサンプルでは、9月開催のレースなので、

9月~11月の期間のその馬の成績を評価の対象にしています。

色分けは以下の通りです。

複勝率25%以上  複勝率35%以上  

複勝率50%以上  複勝率75%以上

馬場適性

良馬場開催の場合は、時計の速い馬場、時計の掛かる馬場

等について、前日や当日の馬場傾向への適性を評価します。

また、雨馬場の場合は、発表されている馬場状態や、

天気予報の降水量予測などを元に想定した馬場状態への適性を評価します。

該当する馬場での複勝率を基準に色分けします。

複勝率25%以上  複勝率35%以上  

複勝率50%以上  複勝率75%以上

騎手・調教師

こちらでは、直近3年間のコース成績を

複勝率と複勝回収率を併用して評価しています。

また、騎乗機会・出走機会が10回未満の場合は

原則として評価の対象外としています。

評価の基準は騎手・調教師とも同じで、以下の内容で色分けしています。

複勝率25%以上  複勝率35%以上  複勝率50%以上

また、騎乗・出走機会が10回未満でも、

評価すべきと判断した場合には、「注」の文字を入れています。

複勝回収率については、

100%以上・・・赤文字の「

150%以上・・・赤太文字「

を付けるようにしています。

前走不利・前走有利

ここで言う「不利」「有利」とは、

馬場傾向・枠順・距離ローテにおいて

有利な条件であったか、不利な条件であったか

を判断して評価しています。

前走で不利な条件が重なった不利大評価の馬は

今回で大きく変わる可能性を秘めています。

不利の程度により、

不利小  不利中  不利大

有利の程度により

有利  有利大

というように色分けします。

ベタ買い

コース攻略ガイドに記載している条件だけでは無く、

表立って条件を書けないデータ(パクったりしたヤツ)

についても、評価の条件に含めています。

ベタ買い条件を満たした場合の複勝率で

以下のように色分けしています。

複勝率35%以上  複勝率50%以上  複勝率60%以上

総合評価点数

各評価項目ごとに、コースの特性や馬場状態に応じて

内部的に評価点数を決めています。

それら全ての評価点数を合計したものが

「総合評価点数」となります。

点数が高いほど好走確率が高くなる傾向が有ります。

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