どんなレース?
開幕週の小回りコースという事もあり、
毎年のように「逃げ・先行馬が前で残る」
という傾向が目立ちます。
また、近10年において、
5番人気以下が、複圏入着馬30頭中15頭。
つまり、複圏占有率は50%となります。
また、連対馬も9頭出ており、
連対馬20頭に占める割合は45%に上ります。
ちなみに、1番人気は・・・
勝率20% 連対率40% 複勝率60%
単勝はおろか、連軸に据えるのも寒い状況です。
3歳馬限定重賞という事で、
出走各馬の能力比較が難しいのも
波乱傾向に拍車をかけているのだと思います。
指数面では、私は「芝のレース」では
ウマニティさんのU指数を参考にしていますが・・・
近3年では、「指数1位~3位」から
毎年1頭が複圏入着。
他の複圏入着馬6頭については
6位から16位(最下位)が占めている状態です。
そこで、物差しになるのは、
・脚質
・ラップタイプ
この2点くらいしか見つけられませんでした。
レースの流れ
ここ3年のレースのラップタイムを
調べてみると・・・
前半1000m通過タイムが、
見事なまでに毎年「59秒台半ば」で統一。
そして上り3F(600m)も
これまた「35秒台前半」で統一されていました。
そして、近3年間で、
「ラスト3F順位が3位以内」
だった馬の3Fタイムは・・・
ご覧の通り、「上り33秒台」というような
速い上りのレースにはならない事が分かります。
つまり、上りが34秒以上掛かるような、
「上りが掛かる」レースで勝負けしてきた馬
というのが一つの好走ポイントになりそうです。
ただ、今年の出走メンバーは、
大半が、この条件に該当してしまいます(・_・;)
なので、もう少し条件を厳しく絞って行きましょう。
位置取りと上り3F順位
いくら切れる脚が有っても、4角10番手より後ろから、
直線だけで連対した馬はここ10年で2頭しか居ません。
・ある程度前目のポジションから、
メンバー最速の上りで勝ち負けしてきたような馬。
・逃げ・先行からでも
メンバー上位の上りで勝ち負けしてきた馬。
・福島コースで勝っている馬。
という事で絞り込んでいきましょう。
該当馬は・・・
・キューグレーダー(推定5番人気)
・グレンガリー(推定7番人気)
・ケイティクレバー(推定3番人気)
・フィエールマン(推定1番人気)
・マイハートビート(推定10番人気)
・メイショウテッコン(推定4番人気)
・ロードアクシス(推定9番人気)
・ロードライト(推定13番人気)
この中で、血統面から推せるのは、
スピード型SS系種牡馬のダノンシャンティ産駒
「キューグレーダー」
ディープ産駒の
「フィエールマン」
の2頭。
特に・・・
①クラシック路線に間に合わなかったディープ産駒。
②連勝中で勢いのあるディープ産駒の昇級戦は買い。
この2点に該当する
フィエールマンが勝ち馬候補。
そして、今年の穴馬候補は・・・
こちらから確認してください。
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