表は、枠順と脚質による複勝率(3着以内率)と複勝回収率(回収額)
コース特性
JRA全10場で、最も直線の短いコースです。
開幕から2週くらいは極端にその影響を受けて、
ひと桁馬番の「前に行ける馬」だけ狙えば獲れる
くらいのイメージ。
逆に、8枠は超の付く「アンラッキー枠」で、
直近の10鞍で馬券に絡んだのは1頭だけ。
つまり「複勝率3%」という悲惨な数値になっています。
ただ、開幕5日目・6日目あたりからは、
差し馬や追込み馬の台頭が目立ち始めるので、
特に傾向の変化に敏感でありたいコースです。
100%「重い洋芝」のコースなので、
速い持ち時計が無い馬でも、馬券になります。
むしろパワータイプが台頭しやすい傾向です。
その為、本州や小倉の実績だけで評価すると、
思わぬ穴馬に「馬券を粉砕」される可能性大です。
洋芝(北海道)実績は素直に評価した方が
良い結果になりやすいと思います。
脚質からの狙い目
開幕から2週(4日間)は・・・
近3走で最初のコーナーを
4番手以内で通過していた経験の有る馬を、
それ以降は・・・
脚質傾向の変化が見受けられたら、
近3走で上り3F順位5位以内の経験の有る馬。
※前走が函館だった馬は、
前走の上り3F順位を重視。
といった感じで狙いを付ければ、
「全く箸にも棒にも掛からぬ予想」
にはならないと思います。
血統傾向
特に突出した種牡馬はおらず、
ベタ買いデータは成立しませんでした。
個々の種牡馬というよりも、
大きな括りで見れば、1200mとしては
サンデー系が良く走ります。
直近10鞍の3着以内入賞馬30頭中
13頭がサンデー系種牡馬の産駒でした。
つまり、馬券占有率43%というところ。
その中でも、大半が「スピード型」に分類される
- ダイワメジャー
- ダノンシャンティ
- キンシャサノキセキ
- マツリダゴッホ
この辺りが直近10鞍で複数回の
馬券絡みを果たしています。
次いで成績がいいのが、
大系統ミスプロ系
大系統ノーザンダンサー系
といった感じです。
過去3年間の集計では、
アドマイヤコジーン
単勝率20% 単勝回収率407%
ダノンシャンティ
単勝率15% 単勝回収率232%
複勝率35% 複勝回収率295%
以下
マンハッタンカフェ
マツリダゴッホ
スエブトオーヴァーボード
等が単複共に黒字回収になっています。
かろうじて、ダノンシャンティが
ギリギリでベタ買いに入れてもいいかもですね。
このコースは血統単体で狙い撃つよりも、
「ひと桁馬番か、
悪くても12番以内の内寄りに入った馬」から、
その時の馬場傾向に応じた脚質の馬と、血統を
絡めて狙えば期待値が高くなりそうですね。
ベタ買いデータ 「騎手」
意外に思われるかも知れませんが、
横山武史騎手
単勝率 14% 単勝回収率 230%
複勝率 43% 複勝回収率 154%
他では、
原田和真騎手
昨年で少し率が悪くなったので、
ベタ買いデータには入れませんでしたが、
単勝率14% 単勝回収率206%
複勝率38% 複勝回収率99%
騎乗馬の平均人気が
7番人気以下という事を考えると、
ちょっと狙ってみたい騎手ですね。