重賞レポート G3愛知杯 血統注目馬

土曜中京11R G3愛知杯 中京芝2000m

今週の土曜重賞は、牝馬限定のハンデ重賞G3愛知杯。

冬毛が伸びやすい牝馬の限定戦で、なおかつハンデ戦。

毎年のように、寒さにめげないタイプが

軽ハンデを活かして人気薄で激走し、

2013年は二桁人気馬3頭が馬券圏内独占。

3連単は470万馬券。

まともな予想手法では、

全く取れる気がしないレースですが、

爆穴的中に最善を尽くして参ります。

コースの特徴

ホームストレッチの上り坂からスタートし、

コースを1周するレイアウト。

スタート後も1コーナーから2コーナー、

向正面の半ばにかけて緩やかな上り勾配が続き、

前半1000メートルは、ほぼ上り坂を走る形。

その後、3コーナーから4コーナー過ぎまでは下りとなり、

最後の直線412.5メートルでは再び急坂を登坂。

スタートからゴールまで平坦なところがない

ジェットコースターコースで、タフな馬場を乗り切り、

最後の長い直線では、さらに末脚を伸ばせるだけの、

スピードに加えて豊富なスタミナも要求されるコース。

コースのレイアウトが、前半上り坂のため、

スローペースで流れるのが一般的な流れ。

ただ、このレースは前半からペースが上がりやすく、

ミドルペースになるパターンが目立つのが特徴的。

それでも直線の長さから、最後は瞬発力が求められ、

額面の距離以上の適性がある、スタミナ>スピード

といったタイプの種牡馬産駒や、ダート戦で勝利経験が有る馬、

血統的にダートも走りそうな血統馬が頻繁に穴をあけるレース。

血統注目馬

スピード能力よりも、

中距離適性とスタミナ重視の傾向が見受けられますれば、

そういう配合の馬をピックアップしてみましょう。

芝・ダート兼用の血統も要注意でございます。

あと、両親のいずれかに

サンデー系かロベルト系を持つ事が

必須条件となっておるようでございますので、

その辺りにも配慮しておきまする。

そして、絞り込みの条件として・・・

1・近3走以内に上り3F5位以内の末脚で

  出来れば「勝利経験」最悪でも3着以内。

  という実績が有るか、先行して掲示板を確保していた馬。

2.前走が1000万クラス・準OPクラスだった馬

この2点を追加項目として、

可能な限り絞り込みをかけて参りましょう。

今年の有力候補

ふるいに掛けて残ったのは9頭。

・ウラヌスチャーム  53㎏ 評価A

・エテルナミノル   55㎏ 評価D

・コルコバード    54㎏ 評価B

・ティーエスクライ  50㎏ 評価A

・レイズアベール   50㎏ 評価A

・レイホーロマンス  52㎏ 評価C

・レッドジェノヴァ  55㎏ 評価A

・ワンブレスアウェイ 54㎏ 評価B

あと、アップダウンコースのタフなレース

という事なので、欧州型ダンチヒ系の血には

警戒が必要でございましょう。

ハービンジャー産駒のノームコア 55㎏は、

サンデー系が母母父になってしまいますが、

要警戒血統という事で、候補に加えておきまする。

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