G1レポート ホープフルS其の弐 出走馬の血統診断

大人男に似合う品があって気軽に買える遊び服が揃うお店【G-STAGE】

 

ホープフルS 伏兵人気馬の血統分析

本日は、ホープフルSに出走予定の伏兵陣

について血統分析をして参りまする。

世間に見落とされている「隠された中山適性」を

血統から看破し、高配当の使者を予測してみたいと思いまする。

御用とお急ぎでない方は、しばしお付き合い下さいませ(*_ _)

枠順確定

ホープフルの枠順が以下のように確定いたしました。

①ニシノデイジーが予想人気上昇中・・・(>_<)

4番人気予想 ②ブレイキングドーン

おかわり~

血統

父   ヴィクトワールピサTサンデー系

母父  ホワイトマズル(欧州リファール系)

父母父 マキャベリアン(欧州ミスプロ系)

母母父 エルコンドルパサー(欧州キンマン系)

ヴィクトワールピサは稀代の中山巧者。

ただ、産駒に中山巧者は少なく、恐らくは

母系の特性が前面に現れる「恐妻家タイプ」

なのでございましょう。

ヴィクトワールピサ産駒の、

中山芝「中長距離」における成績は・・・

勝率 連対率 複勝率
9.9% 16.5% 19.0%

集計期間:2014. 1. 5 ~ 2018.12.23

決して優秀とは言い難い成績でございますな。

母の産駒(兄弟姉妹)は、本馬の上に2頭おります。

が、いずれもJRA未勝利の身の上・・・

母アグネスサクラ自身は現役時代

500万クラスで2勝しておりますが、

いずれも左回りの新潟・中京で、距離は

1800mでございました。

連対実績も1800mに集中しているように、

「非根幹距離」が得意なタイプでございまする。

母父ホワイトマズルの母父としての中山適性は、

芝中長距離(1800mから2500m)

勝率 連対率 複勝率
6.4% 9.0% 12.8%

集計期間:2014. 1. 5 ~ 2018.12.23

こちらも、「ふ~ん・・・」

と言うレベルの成績でございますな。

近親

ひいばあちゃんまで遡っても、重賞で馬券に絡んだのは

この牝系からはブレイキングドーンのみ・・・

しかし、ひいひい祖母ちゃんアグネスフローラは、

無敗の皐月賞馬アグネスタキオンのご母堂様。

さらにはダービー馬のアグネスフライトも輩出。

もし大隔世遺伝が実現しておりますれば、

なかなかに油断のならぬ牝系と言えましょう。

実績

ラップ的な側面から見ますと、

キャリア2戦はいずれもスローペースから

ラスト3F(600m)の切れ味勝負でございました。

血統的には、瞬発力勝負よりも

むしろ持続力が問われるレースでこそ

本領を発揮する可能性が高いのではないか?

と思わせるほど、母系に持久力を寄せ集め、

代を重ねて来たイメージの濃い配合でございます。

持久力勝負となりやすい中山中長距離の舞台は

「実は最適でした」という事も考えられましょう。

評価は「☆」という事にいたしましょう。

5番人気予想 ⑪ヴァンドギャルド

秘技!流し目

血統

父   ディープインパクト(ディープ系)

母父  モティヴェーター(欧州サドラーズ系)

父母父 アルザオ(欧州リファール系)

母母父 クエストフォーフェイム(欧州レッドゴッド系)

父ディープインパクトは弥生賞・皐月賞勝ち馬。

ディープインパクト産駒の中山成績は・・・

芝1800mから2500m

勝率 連対率 複勝率
14.1% 24.0% 34.0%

集計期間:2014. 1. 5 ~ 2018.12.23

まずまずの成績でございますな。

距離を2000mに限定しても数字はほぼ同じ。

2000m・2歳の10月~12月で絞り込みますと

着別度数 勝率 連対率 複勝率
8- 2- 3- 14/ 27 29.6% 37.0% 48.1%

集計期間:2014. 1. 5 ~ 2018.12.23

このように、産駒の早熟性が見て取れる数字になりまする。

母父モティヴェーターはイギリスダービー馬。

イギリスの競馬場は起伏が激しく、馬場も重い為

相当なスタミナが要求される競馬場でございますな。

ただ、「ディープ×サドラーズ系」という配合は

必ずしも当コースのベストマッチ配合とは言えず、

複勝率が30%を割り込む成績であることを考えますれば、

母系が足を引っ張る可能性もございますな。

実績

前走の東スポ杯では、一度はニシノデイジーを

交わしたものの、差し返されておりましたな。

やはりディープインパクト産駒らしさが活きる

「ラスト3Fだけの切れ味勝負」のような競馬が

この馬には合うのやも知れませぬ。

評価は「△以下」としておきましょうかな。

6番人気予想 ⑦ミッキーブラック


こっちが本家流し目じゃ!どうよ( `ー´)

血統

父   ブラックタイド(Lサンデー系)

母父  リザードアイランド(欧州ダンチヒ系)

父母父 アルザオ(欧州リファール系)

母母父 ポリグロート(欧州サドラーズ系)

父ブラックタイドは、中山1800mの

G2スプリングS勝ち馬で、2番人気で臨んだ

皐月賞では、あっと驚く16着・・・

その後、当コースG3中山金杯3着を最後に

重賞で馬券絡みする事はございませなんだなぁ。

血統的にはディープインパクトと同血ながら、

産駒の傾向はディープと真逆の「先行粘り込み型」

で出世するタイプが多く、鋭い末脚で差し切り勝ち!

と言うような産駒は、あまり記憶にございませぬ。

前走のような終い3Fだけ伸ばす競馬より、

2走前の芙蓉Sのようなロングスパート戦を

早めに前につけて押し切るような競馬が一番

性に合うのでございましょうなぁ。

その芙蓉Sを勝った後の、ルメール殿のコメントが

すごくいい馬です。

ただまだ子どもで反応できないところがあります。

ペースが遅いので早めに動きました。自信がありました。

パワーがすごいですし、もっと良くなると思います。

と言うモノでございました。

既に当コースのOPクラスを勝っておるのは

大きな強みと申せましょうし、血統背景も

母父欧州ダンチヒ系と言うのは、当コースで

好走する為の重要血統でございましょう。

母系については日本で馴染みの薄い牝統で

拙者に語れるようなところはございませぬが、

ノーザンファームが見込んで導入した繁殖牝馬

という事を考えますれば、良いのでございましょう。

実績

本馬の強調ポイントは、

やはりラップ適性ではございますまいか。

新馬戦・OP特別と連勝したレースは、

どちらもスローペースのロングスパート戦。

これは、当コースで出現率の高いラップパターン

でございますれば、「必ず押さえるべき穴馬」と申せましょう。

評価は「☆」と致しておきまする。

7番人気予想 ⑬コスモカレンドゥラ

血統

父   ノヴェリスト(欧州スターリング系)

母父  アグネスタキオン(Pサンデー系)

父母父 ラグナス(欧州ニジンスキー系)

母母父 ルファビュリュー(欧州セントサイモン系)

ノヴェリスト産駒の当コース出走機会は10回と少なく、

その中で馬券絡みは1勝のみという成績。

ただ、その1勝を挙げたダイワメモリーは

「ノヴェリスト×アグネスタキオン」

と言う、本馬と同型配合の馬でございました。

母父アグネスタキオンは皐月賞馬。

母母父ルファビュリューはフランスのダービー馬で、

フランスのリーディング「ブルードメアサイアー(母父)」

となった事もある優秀な繁殖馬でございますな。

牝系としては、祖母ミルレーサーが

フジキセキを輩出しておりまする。

実績

2走前のアイビーSで、クロノジェネシス(阪神JF2着馬)

の2着に健闘しておりましたが、ラスト3Fの末脚勝負の競馬。

前走の黄菊賞勝ちは、モレイラ殿の神騎乗と、

やはりラストの切れ味勝負の競馬でございました。

今回の条件替わりがプラスに作用する可能性は

期待薄ではないかと言うのが拙者の見立て。

評価は「無印」としておきまする。

8番人気予想 ⑨ジャストアジゴロ

父はコスモカレンドゥラと同じノヴェリスト。

ただ、牝系については、

コチラの方が可能性を秘めておりますな。

叔父に、OP特別時代のホープフル勝ち馬

タイガーカフェ(皐月賞3着)がおります。

他にも皐月賞3着のフサイチジャンクも

出ておる牝系でございます。

評価は「×(押さえの押さえ)」でございます。

9番人気予想 ③キングリスティア

父ペルシャザールは、現2歳世代が初となる新種牡馬。

現段階で、その産駒は概ねダートの短距離戦で

好走しておりますれば、この馬は異色と申しますか、

父の芝適性を引き継いでおるのやも知れませぬ。

父自身はOP特別時代のホープフルSを勝っておりますれば、

舐めてかからぬ方が良いのやも知れませぬが・・・

牝系を見てみますと、大成しておりますのは

クラレント・リディル・レッドアヴァンセ等々

スプリンター・マイラーのオンパレードでございますな。

兄弟姉妹に大成した馬は見受けられませず、

G1のここで何とかなるのか?はなはだ疑問にぞんじます。

評価は「無印」と致しておきまする。

10番人気予想 ⑫タニノドラマ

ホープフルSと言えば「ロベルトの血」

今回のメンバーで該当する3頭の内の1頭。

前走の新馬戦はドスローとは言え、

後半5F(1000m)に渡るロングスパート戦。

今回は、おあつらえ向きのラップとなるやも知れませぬ。

また、お祖母ちゃんのファンシーブライドは、

オールカマー勝ち・金杯2着のダイナフェアリーと全姉妹。

そのダイナフェアリーを元にする牝系からは、

中山重賞でしか走らないとまで言われたローゼンカバリ―。

そして先日のG1チャンピオンズカップで古馬を粉砕した

3歳馬ルヴァンスレーヴも輩出しておりますな。

元々が、キャリアの浅い馬が穴をあけるレース。

G1に昇格した昨年も、

キャリア1戦1勝馬のステイフーリッシュが、

8番人気3着と穴を開けておりますように、新馬・未勝利

勝ち上がり組には警戒が必要でございましょう。

評価は「☆」とさせて頂きまする。

以下の予想人気馬につきましては、

「まずは無理筋」という評価の為、

詳細は割愛させて頂きまする(*_ _)

最終結論予告

ホープフルS予想の最終結論と予想印は、

レース当日の正午までに、ブログにて公開を

予定致しておりますれば、お隣ご近所・お友達

・先輩後輩お誘いあわせの上ご来訪頂けますれば

誠にもって光栄の極みに存じまするm(_ _)m

PS

いつもブログランキングに

多数の助太刀を賜り誠に有難き幸せ(*_ _)

毎度毎度、ご面倒ではございましょうが、

本日もどうか良しなにお願い申し上げまするm(_ _)m

       ↓↓↓

ビリケンさんの↑↑↑足裏を触って

人気ブログランキングに投票する

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク