G1有馬記念 2018
平成最後のグランプリレース有馬記念。
徹底的に、そして超本気モード全開で予想して参ります。
予想の根幹はラップ理論と血統・調教の3本柱で、
川田&キセキが生み出す特異なラップパターンに
対応出来る馬が大本線でございます。
これを読まずに馬券を買ってはなりませぬ。
今年の有馬記念は、川田&キセキが生み出す
「かつてなかったような流れ」
になるような気が致しております。
そこで、今回はラップ理論優先で予想つかまつります。
ラップ予測
天皇賞秋・ジャパンカップ
奇跡が先頭に立ち、川田殿が刻んだラップは
どちらのレースもラスト1Fに突入するまでに
7F以上もの区間を11秒台のラップを継続する。
と言う、中長距離戦では非常に珍しいラップパターン。
かようなラップは並の心臓の逃げ馬には刻めないラップで、
こんなことをされると、後続馬は脚が溜められず
普段の爆発的な末脚を封じ込められる事になり申す。
元々が、ロングスパート戦になりやすい
中山2500m芝コースでございますが、
通常は11秒台のラップが続くのは長くても
せいぜい5F程度のものでございます。
今年は、キセキ以外に確たる逃げ馬がおりませぬ。
スタミナ勝負に持ち込みたい
①オジュウチョウサン
⑨リッジマン
この2頭は、ハイペースの消耗戦が理想でしょうが、
キセキノ前半3Fタイムと、彼らのそれを比べますれば、
2秒以上の差があり、キセキが譲らなければ、
全く相手にならぬレベルのテンのスピード・・・
キセキノ主導権となることは、
ほぼ確実でございましょうな。
となれば・・・
普段、ラスト3Fの上りの速さで
勝ち負けしているようなタイプの馬には、
非常に苦しい競馬となり、ポテンシャルダウンに
つながるであろうことは明白でございましょう。
今年のメンバーでキセキが刻むような
タイプのラップパターンに好走実績がある馬は・・・
⑫レイデオロ
天皇賞秋でキセキを指し切った馬でございますれば、
もはやドンピシャ適性と申せましょう。
⑮シュヴァルグラン
ジャパンカップで3着にクビ差。
あれ程の高速馬場で、あれだけ走れば
時計の掛かる馬場好みのこの馬とすれば
上等でございましょう。
⑧ブラストワンピース
新潟記念が、酷似するラップパターンで、
初の古馬相手の重賞を大楽勝でございました。
⑪ミッキーロケット
宝塚記念が、近いラップパターンでございました。
雨馬場でのラップタイムゆえ、解釈にあいまいさが
ございますが、天皇賞秋では2着馬に0秒2差で、
東京向きの血統ではない事を思いますれば、
非常に上等な結果であったと申せましょう。
①オジュウチョウサン
前走のラップパターンが該当いたしますな。
ただ、1000万クラスでギリギリ辛勝・・・
G1のここで「コイツは適性ありまっせー!」
と申してしまって良いものかどうか・・・(´-ω-`)
以下は、「何とかこなせるんじゃないか?」
というタイプのリストでございます。
②クリンチャー
④マカヒキ
⑤パフォーマプロミス
血統傾向から推したい馬は・・・
まずは、コースガイドにも書きましたが
Lサンデー系種牡馬産駒が穴血統ということで、
②クリンチャー
母父もコース相性の良いロベルト系。
ついで、キングマンボ系を両親のどちらかに持つ馬。
キングマンボ系は、もともとコース相性が
高いのでございますが・・・
昨日のグレイトフルSで7番人気ながら
後方から馬群を縫うように追込んで2着した
⑧フェイズヴェロシティがキンカメ産駒。
昨日土曜日の芝コース番組でも
距離を問わず、5頭が馬券に絡む好相性ぶり。
該当馬は・・・
③モズカッチャン
⑧ブラストワンピース
⑪ミッキーロケット
⑫レイデオロ
⑭キセキ
⑯サクラアンプルール
キングカメハメハ産駒の多くは、
馬群を捌くのが非常に上手い仔が多く、
ミッキーロケットが典型例でございましょう。
また、母父にキンカメを持つモズカッチャンも
内を捌いて差してくる時が強い競馬でございますな。
EZ☆WIN
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今週から、これまでの「前走有利」の項目を
「今回有利」に変更いたしました。
評価内容は、
① ラップ予測から有利になりそうな馬。
② 馬場の内外の有利不利予測
と言った内容になっております。
また、調教評価欄についております「*」は、
その追い切りで踏んだラップのパターンが
優秀だったと判断した馬でございます。
EZ☆WINの評価1位は⑫レイデオロ
不安要素は距離延長がこなせるか?
結構重要なポイントでございますれば、
人気を考えますと◎は打ちにくいところ・・・
ただ、非根幹距離のオールカマーを、
休み明けでもアルアインをねじ伏せたあたり、
この馬のスター性を感じる部分でもございます。
そのオールカマーもロングスパート戦でありました。
せめて1ケタ馬番に入っておれば、
何も悩まず
「1番人気軸ですんません(/ω\) 」
と頭をかきながらでも◎を打ったのでございますが。
2位評価の⑤パフォーマプロミスは、
コースリーディングサイアー(種牡馬)の
ステイゴールド産駒でございます。
キセキノマイペースであれば、
追込み馬は届かない可能性が非常に高く、
その点でも好位からメンバー上位の上り脚
が使えるのは大きな武器となりましょう。
3位評価は2頭
③モズカッチャン
⑪ミッキーロケット
内を捌くのが非常に上手い2頭。
ミッキーロケットは、枠順に恵まれませなんだなぁ。
4番手評価も2頭。
⑭キセキ
⑮シュヴァルグラン
キセキについては、レポートでも書きましたが、
本質的には、直線の長いコース向きで、上り時計が
掛かるようなコースは適性が低いのだと感じております。
なによりも、前走の反動が気になりまする。
キタサンブラックでさえ、
春の天皇賞をレコード勝ちした後、
宝塚記念で大凡走しておりますれば、
ここでキセキに勝ち負けを臨むのは
酷ではないかとも思うのでございます。
適性の低さをカバーできるだけの余力が、
本当に残っておるのか否か?
これはもう、馬自身にしか分からぬこと。
ただ、自分のペースでレースを支配できる立場。
バッサリと行くほどの度胸持ちではございませんで・・・
でございますれば、
「限りなく低い印にとどめよう」と、
ささやかな抵抗をいたしておりまする。
シュヴァルグランについては、
枠順次第で本命にするつもりでおりましたが、
さすがにこの枠では・・・
中山芝2200~2500mにおきまして
ハーツクライ産駒の良績は、10番枠以内
に集中しており、外枠のハーツは頂けませぬ。
ボウマン殿が奇跡的な神騎乗をすれば、
能力的には当然勝ち負けでございましょうが・・・
ここは、お手並み拝見と参りましょうか。
最終結論
画面では見えないところから、
内を突いて強烈に差し込んで来るステルス戦闘機
◎⑪ミッキーロケット
鞍上のマーフィー殿は、土曜のグレイトフルSで
内をさばいて追撃する稽古をされておられましたな。
あの乗り方は、まさにミッキーロケットを
イメージしたシュミレーションではなかったかと。
ジャパンカップを筋肉痛で回避したことで、
敬遠されておるような人気でございますが、
過負荷をかけて筋肉痛になった後にこそ、
本当にパワーアップするのは、人も馬も
おそらくは同じでございましょう。
調教内容に、それが良く表れておるやに存じます。
天皇賞でキセキにつけられた1馬身差はもとより、
レイデオロにつけられた3馬身差でさえ、
適性と出来の良さで逆転も可能だと考え、
ここは本命に指名いたしまする。
相手は、まず馬券圏内は外さないであろう
○⑫レイデオロ
で仕方ございますまい。
▲③モズカッチャン
ここに来て本来の姿を取り戻し、
手が付けられないモード突入のミルコ殿。
枠順抽選会では、武豊殿に
「ユタカさんが引いて」
と、しゃれるほど、自分のくじ運には
自信がなかったようでございますが、
絶好枠を引き当てましたな。
内を捌くのが得意な馬だけに、
ここはミルコ殿の運にあやかってしまいましょう。
モズカッチャンと同じ配合を持ち、今回500mの
距離短縮で大幅なパフォーマンスアップが期待出来る
▲⑧ブラストワンピース
1枠引いちゃった
☆②クリンチャー
血統から、ここは馬券から外せない
☆⑤パフォーマプロミス
神騎乗を警戒して
☆⑮シュヴァルグラン
レースの支配者には敬意をもって
△⑭キセキ
ここまでが馬連圏内でございまする。
以下3着押えで
①オジュウチョウサン
④マカヒキ
⑯サクラアンプルール
馬券
単勝⑪・複勝⑪
馬連5%上乗せということで馬券は馬連で。
馬連⑪流し7点
⑪-②③⑤⑧⑫⑭⑮
馬連流し3点
⑫-②③⑫
3連単フォーメーション18点
⑪⑫→⑪⑫→①②③④⑤⑧⑭⑮⑯
それではご武運を(*_ _)
PS
いつもブログランキングに助太刀を賜り
感謝の言葉もございませぬm(_ _)m
ランキングアップが拙者の原動力にございます。
はなはだご面倒ではございましょうが、
本日も、どうぞ良しなにお取り計らいを(*_ _)なにとぞ
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