G1レポート朝日杯 其の弐 上位人気馬の評価

G1朝日杯FS 上位人気馬診断

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昨日は急な来客(辻川幸次郎)のため、

1番人気予想のグランアレグリアしか

診断できませんでしたので、本日は

2番人気予想~5番人気予想の4頭について

つらつらと書き綴って参りまする。

アドマイヤマーズ(2番人気予想)

誰が郷ひろみやねん?

血統

父   ダイワメジャー(Pサンデー系)

母父  Medicean(米国型ミスプロ系)

父母父 日本型ノーザンテースト系

母母父 欧州型サドラーズウエルズ系

父のダイワメジャーは現役時代に

マイルチャンピオンS→安田記念→マイルチャンピオンS

とマイルG1を3連覇した名マイラー。

阪神のマイル戦にはG2マイラーズカップが

唯一の出走で、完勝しておりますな。

産駒の当コース成績は、複勝率27%

アドマイヤマーズの前走「京都芝1600外」

におけるダイワメジャー産駒の複勝率は22%

つまり、京都→阪神のコース替わりは、

血統的にはプラス材料と言えそうですな。

阪神開催に替わってからの4年間で、

ダイワメジャー産駒が馬券になったのは1頭。

ではございますが、ダイワメジャーと同じ

「Pサンデー系」に分類される種牡馬産駒が

2頭馬券に絡んでおります。

不安要素は、この12月開催の当コースで、

Pサンデー系の種牡馬産駒が1頭も馬券になっていない。

という事でございましょうか。

今週も、先週までと同様の馬場傾向が

継続するようであれば、「斬って妙味」

という存在になるやも知れませぬな。

実績

父譲りの先行抜け出しタイプ。

前走のデイリー杯では4角2番手から

上り3Fタイム順位3位の脚で押し切り勝ち。

2走前の中京2歳Sは、ミドルペースの

上り時計の掛かる競馬ながら、4角4番手から

上り最速で差し切り勝ち。

異なる競馬場の、異なるラップパターンで

勝てるのは、適性の幅が広いという事でございましょう。

G1で通用してもおかしくないだけのものは

持っているという事ではございませんでしょうか。

ファンタジスト(3番人気予想)

モビルスーツ?ちゃいますって

血統

父   ロードカナロア(欧州型キンマン系)

母父  ディープインパクト(ディープ系)

父母父 米国型ストームバード系

母母父 欧州型ダンチヒ系

昨年の2着馬ステルヴィオと同じロードカナロア産駒。

コースとの相性も良い種牡馬で、母父ディープインパクトも

当コースでの産駒成績はロードカナロア産駒と双璧。

ここを勝つための配合。

と言っても差し支えございますまい。

実績

マイル戦が未経験という事で、

距離を不安材料と考えられる方も

少なからずおられる事とは存じますが・・・

16年2着モンドキャンノ

15年3着シャドウアプローチ

この2頭も1200m→1400m

という延長ローテを踏んだのちの

さらに1F延長というローテでございました。

ハイペースで前崩れの小倉2歳Sを

4角2番手から上り4位で押し切り完勝。

かと思えば、一転してドスローの京王杯でも

折り合いを欠くことも無く、収支リラックスした走り。

顔立ちはコワモテでございまするが、気性は素直。

4角3番手から上り33秒2の脚を使い、

単勝1倍台のアウィルアウェイの32秒8の

豪脚をハナ差で退ける勝負根性勝ち。

相手の鞍上がデムーロ殿であった事を考えますると

なおのこと価値のある勝利でございましょう。

これまでの3戦全てが輸送競馬ながら、

常に大幅馬体増で出走してくる成長力と、

良い意味での「図太さ」が、より一層の

大物感を漂わせて参りますな。

武豊殿悲願の朝日杯タイトル。

年齢的にもここで決めておいて頂きたい。

と思うのは拙者だけでございましょうか。

ケイデンスコール(4番人気予想)

地味顔ですんません・・・

血統

父   ロードカナロア(欧州型キンマン系)

母父  ハーツクライ(Tサンデー系)

父母父 米国型ストームバード系

母母父 欧州型リボー系

母インダクティは、全弟にフェイムゲーム

半兄にバランスオブゲームなどがおりますが、

G1タイトルには届かない一族というイメージ。

実績

これまで3戦して、全てで「上り最速」をマーク。

ただ・・・

前走の新潟2歳Sはメンバーが安かった。

と言うのが拙者の印象でございますな。

そこで「タイム差無し」の辛勝・・・

また、新潟2歳Sと当レースが直結しない。

と言うのも重大な不安材料に思えてなりませぬ。

ロードカナロア産駒という事で

ある程度人気するようですが・・・

あまり重い印を打つ気にはなれませぬなぁ。

マイネルサーパス(5番人気予想)

じぃ~

血統

父   アイルハヴアナザー(米国型フォーティーナイナー系)

母父  タマモクロス(欧州型グレイソヴリン系)

父母父 欧州型ロベルト系

母母父 欧州型ノーザンダンサー系

父の産駒はダート馬に出る傾向が強く、芝で走る仔は稀。

また、ダートにおいても重賞レベルの仔は出ておらず、

母系もG1に無縁どころか、重賞に無縁。

血統面からは何一つ押し材料が見つけられない。

と言うのが正直な印象でございまする。

実績

前走のきんもくせい特別でレコード勝ち。

スピード能力は高そうですが、いかんせん

この馬は「クセ馬」でございますな。

主戦の柴田大知殿が「騎乗停止処分」になるような

斜行癖の持ち主で、前走でようやく普通に競馬・・・

という訳でもなく、早めに抜け出すと、何をしてくれるか

分からない馬なので、直線半ばで先頭に立ちそうになると、

鞍上の丹内殿が手綱を引っ張るという珍しいシーンも

ございましたなぁ( *´艸`)

まぁ、G1でどうこうなるレベルの馬とは思えませぬが、

キャラ的に面白うございますので、応援馬券を。

と言ったところが、拙者のいつわらざる評価でございまする。

以上が朝日杯の上位人気馬の診断でございます。

穴馬候補も含め最終判断は、レース当日の13時頃に

EZ☆WIN予想をブログ内で公開の予定でございますれば、

ぜひご近所お誘いあわせの上、ご来訪下さいまし(*_ _)

PS

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感謝の言葉もございませぬm(_ _)m

ランキングアップが拙者の原動力にございます。

はなはだご面倒ではございましょうが、

本日も、どうぞ良しなにお取り計らいを(*_ _)なにとぞ

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