G1阪神ジュベナイルフィリーズ出走馬確定
本日は、出走各馬の血統と、これまでの競馬から、
あれこれと、勝手気ままにつらつらと書き綴って参りまする。
予想・馬券検討のご参考になり申せば光栄の至り(*_ _)
まずは、本日の出馬抽選を通過した馬達を含めた
出走各馬の予想人気を見て参りましょう。
目次
出走予定馬の予想人気
ウオッカの第5子、3女のタニノミッション。
お母君同様に抽選を潜り抜けて参り申したな。
予想人気6番人気・・・
ウオッカのお子達は皆、母君に似ず平凡。
さて、タニノミッションはどうであろうか?
デビュー戦では、好位から上り3F最速(33.4秒)で
後続に2馬身差の完勝ではございましたが・・・
そのレースで掲示板に載った馬たちは皆
未だ未勝利の身分で、勝ち上がった馬はゼロ。
弱いメンバー相手に、
派手な勝ち方をした印象でございますな。
血統的にも、
父インヴィンシブルスピリットの仔は
日本では平凡の極み。。。
出世頭が昨年で引退したスプリンターの
「イッテツ」(OP特別勝ち)
ということで、あまり期待出来そうな
イメージのない種牡馬でございますな。
加えて、アルテミスSのG3昇格後、
近4年の1勝馬の戦績を見るにつれ、
「うむ~(´-ω-`)・・・ないやろなぁ」
と言うのが拙者の正直な感想でございまする。
人気上位馬のジャッジ
さて、それでは上位人気予想馬から順に見ていきましょう。
ダノンファンタジー 1番人気予想
血統
父 ディープインパクト
母父 Not For Sale (米国型グレイソヴリン系)
父母父 欧州型リファール系
母母父 スキーチャンプ(欧州型ニアークティック系)
このコースで最も適性の高いディープインパクト産駒。
母父Not For Saleについては存じ上げませぬ(*_ _)
ググったら「非売品」とか出て来申したな・・・
祖母の父上のスキーチャンプは、
半弟にスキーキャプテン(きさらぎ賞勝ち馬)
半妹にスキーパラダイス(京王杯SC勝ち馬)
が居りますように、格としてはまずまずの牝系。
体型的には、スキーチャンプ譲りのマイラー型。
舞台適性としては「○判定」と言った所ではなかろうかと。
実績
これまでのレースは全てスローペースの
加速ラップ(瞬発戦)で好走してきておりますな。
前走も1400mながら、2歳OPとしては
ごく一般的なレースの流れを中団後方から
上り最速での差し切り勝ち。
前走後に川田殿が「マイル戦を意識した乗り方をした。」
と仰せでありましたが、裏を返せば「距離不安が有るのか?」
とも勘繰りを入れたくなるコメント。
これまで2度のマイル戦は上り3F2位。
そして、1600m→1400mの
距離短縮で末脚の切れが増しておりますのは、
G1のマイル戦においては、距離適性に対する若干の不安材料。
と、受け取れなくは無いと言う気が致しまする。
○対抗又は▲単穴と言った印がふさわしいのやも知れませぬ。
シェーングランツ 2番人気予想
血統
父 ディープインパクト
母父 モンズン(欧州型スターリング系)
父母父 欧州型リファール系
母母父 欧州型ネヴァーベンド系
ご存知ながらのソウルスターリングの半妹。
父がフランケルからディープインパクトに変わるのは
日本の馬場・当コースでは間違いなくプラスでしょうなぁ。
実績
前走はアルテミスS優勝。
東京のマイル戦では珍しい「ハイペース」で、
レースの上り3Fタイムが35秒0。
それを上り3Fタイム33秒8の破壊力で、
後方からの一気の差し切り勝ち。
速い流れを経験しているのは強みではございますが、
今回は東京よりも直線が短くなり、同じような位置取りでは
届かない可能性も考えておくべきでしょうな。
2013年に単勝1.7倍の圧倒的人気を背負って
2着に敗れたハープスターの例もございますゆえ、
追込み馬の1着付け馬券は、遠慮致しとうございまする。
この馬も、予想印は○か▲が妥当と言う気が致しますな。
クロノジェネシス 3番人気予想
血統
父 バゴ(欧州型レッドゴット系)
母父 クロフネ(米国型ヴァイスリージェント系)
父母父 欧州型リファール系
母母父 サンデーサイレンス
今年のG3紫苑S勝ち「ノームコア」の半妹。
バゴとは、また微妙な御父上・・・
ジェネシスの母君クロノロジストは、
クロフネ×インディスユニオンという血統。
少々余談になり申すが・・・
このレースに出走予定のビーチサンバは、
クロフネ×フサイチエアデールという血統。
そして・・・
インディスユニオンとフサイチエアデールは全姉妹。
つまり・・・
クロノジェネシスからすれば、
同級生と自分のおかんが、自分のじいちゃんを
共有する濃い~従妹同志という、人間社会では
鬼畜呼ばわりされそうな祖父を持つ不孝な娘。
と言う事になるのでございましょうか。。。
話題がそれてしまい申したので、
そろそろ元に戻りましょう。
半姉ノームコアの場合中距離タイプでござりますが、
父がハービンジャーからバゴに変わる事で、
幾分短距離の方向に適性が傾く事が考えられますな。
バゴ産駒の当コース実績は、
勝率ではディープインパクト産駒に僅かに及ばぬものの、
連対率・複勝率は上回っており申す。
レッドゴッド系とノーザンダンサー系は、
ダビスタの世界では「ニックス配合」として
有名でございましたように、成功例の多い配合。
当レースに縁のない種牡馬ではございますが
コース適性はディープインパクトと双璧。
母母インディスユニオンは、
デビューせず繁殖に入っておりますが、
全姉妹のフサイチエアデールは、1400mから
2200mのG2・G1で実績のある名牝。
G1で通用するだけの器は、
十分に見込めるものと考えておりまする。
実績
キャリア2戦が共に1800m戦。
どちらもスローペースからの瞬発戦を
好位の4番手から追走し、上り最速で押し切り勝ち。
前走のアイビーSの上り3Fタイムは32秒5という
2歳馬離れした上り時計をマークしておりますな。
同じだけ走れば、
誰もこの馬を捕えることは出来ますまい。
問題はペースでありましょうか。
今回のメンバー構成から想定いたしますれば、
ゆったりした流れとは行きそうもない印象。
自分の勝ちパターンで運べなかった場合でも、
同じように能力を発揮できるのか?
が不安材料と言えましょうな。
俗にいう「ピンかパー」と言うのが
拙者の判定でございまする。
ビーチサンバ 4番人気予想
あ~♪極楽極楽♪
血統
父 クロフネ(米国型ヴァイスリージェント系)
母父 サンデーサイレンス
父母父 欧州型フェアウェイ系
母母父 米国型ミスプロ系
父がヴァイスリージェント系のコース成績は、
さほど目立つようなものは無く、どちらかと言えば
野芝のみで開催される秋開催の方が合うイメージ。
12月開催で鳴りを潜めて居るのは少々気になりますな。
母系については、クロノジェネシスのところで
書いております通り、非常に優秀でございますれば、
軽視すべきではござらぬでしょうが、父系を思えば、
強気に推せる血統と言う訳でもございませぬ。
実績
前走のアルテミスSは、最後の最後に
シェーングランツに交わされてしまいましたが、
勝ちに行って目標にされた感もございますな。
あのハイペースで、徐々にでもポジションを押し上げる事が
出来ていたのも注目すべき所ではありますまいか。
今回は直線距離が短縮され、
ペースもあそこまで速くはならぬでしょう。
また、鞍上も、今回騎乗するジョッキーの中では、
当コース実績最上位の福永殿に替わるのは、
紛れもなく鞍上強化でございましょうな。
上位争い必至。という判定で。
次回予告
この続きは、明日の夕方までに書き上げておきまする。
本日のところはこれまでと言う事で(*_ _)御免!
PS
おかげ様を持ちまして、
ブログランキング88位まで再上昇中にございます。
皆様の助太刀に深く深く御礼申し上げる次第。
誠に有難き幸せm(_ _)m
本日も何卒良しなにお取り計らいを(*_ _)どうかひとつ
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