G1マイルチャンピオンS 2018
昨年の優勝の4歳馬が3番人気。
2着だった5歳馬が7番人気・・・
リピーター性の強いこのレースでこの人気?
美味しいと喜ぶトコなのか、ワナ?(;゚Д゚)なのか・・・
美味しそうな匂いに極めて弱い体質なので、
しっかりと見極めていきたく存じまする。
さて、マイルチャンピオンを予想する前に、
まずは、今週の馬場傾向を把握しておきませう。
目次
今週の京都芝はこんな感じの馬場です
時計は、少し遅め。
土曜の芝レースでは、どのクラスでも、
クラス平均時計を1秒前後オーバー。
内側の馬場は伸びが悪く、
真中~外を通った方が伸びるイメージ。
1枠が1頭も馬券になっていなかったのも
この馬場の影響が大きかったのかも知れませぬな。
脚質傾向は、追込み馬全滅。
そして、逃げ馬も全滅。。。
好位~中団で競馬して、
直線で真中~外目を選んで進路を取れる
ポジションを取った馬が最も有利な印象。
血統面では、ノーザンダンサー系とキングマンボ系が大活躍。
サンデー系が殆ど勝てないという、スピード能力よりも、
ダート的なパワー重視の馬場。とお見受け致します。
サンデー系は、2・3着に多数来ておるのですが、
母父に米国型やミスプロ系の血を持つ馬が大半。
その辺りを頭に置いておいておきましょう。
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ラップ予測
アエロリットの鞍上が、逃げを好まないムーア殿という事で、
ロジクライか、レーヌミノルが行く可能性が高いと考えます。
このレースは、引っ張る馬のタイプによって
大きくペースが左右されるレース。
どちらが行っても、ペースはミドルペース濃厚。
そうなれば、後半の4Fのラップの推移は
「軽い減速型」となり、減速ラップに強い、
好位から中段で競馬出来る馬を中心に考え、
そこに差し馬がどれだけ絡んで来るか?
というイメージで予想を組み立てる方向で。
EZ☆WIN
評価1位は③アルアイン。
1位と言う結果が出て、改めて体型を見てみたら、
マイルは全然OKそうじゃないですか。
距離は2200mながら、京都・中山の外回りコース重賞で
連対出来ているのは大きなプラス材料ではないでしょか。
「下りながら4コーナーに向かう事に適性が有る。」
と言うのはやっぱり大きなアドバンテージ。
ラップ的にも、減速ラップの皐月賞を勝っており、
むしろ得意分野という可能性も十分あるでしょう。
あとは距離適性だけ。
これは、G1レポートにも書いた記憶があるんですが、
新馬戦で京都1600m(内回り)を勝った後に、
騎乗していたムーア騎手が「この馬はマイラー。」
そして「強くなる」と言っていた言葉を信じれば・・・
ペルシアンナイトが1枠という不遇の枠に
収まってしまった事と考え合わせると、
こっちを軸にしてしまおかな(゜-゜)
とか考えてしまいますね。
2位評価はモズアスコット。
速い流れからの「大消耗戦」を得意とするところで、
ペースが上がれれば上がる程チャンスが広がるタイプ。
今回も、スローペースの瞬発戦にはなりにくそうで
流れはこの馬にも向くはず。
ただ・・・
安田→マイルチャンピオン連覇を果たしたのは、
この10年ではモーリス1頭だけ。
安田記念の勝ち馬はマイルチャンピオンで勝てず、
マイルチャンピオンの勝ち馬は安田記念で手ひどく負ける。
両方のレースにの間には、
それほど大きな「求められる適性の差」がある。
という事なんだと理解しているので、
モズアスコットの強さは百も承知の上で、
あって「ヒモ」と言う扱いにするつもりです。
3番手評価はアエロリット。
牝馬には中々厳しいレースですが、
この馬は牡馬相手に重賞で勝ってきている男勝り。
淀みなく流れる消耗戦が好みのタイプで、
瞬発力が無いので、持久戦になるのは歓迎のクチ。
中山のマイル重賞で「下りながらの4コーナー進入」も
経験済みで、良馬場ならこれまで連対率100%!
輸送がダメなタイプなら消えるのでしょうが、
今までの関西圏のレースは2度とも雨馬場で敗戦。
今回で「弱点」の真相が明らかになりそうですね。
馬場もサンデー系が苦しむ馬場で、
クロフネ産駒のこの馬に有利に働く可能性も高く、
軸には勇気が要りますが、重い印がふさわしいでしょう。
4番手評価はステルヴィオ。
今の内が伸びにくい馬場で最内枠と言うのは、
ちょっと恵まれなかった感が大盛りですね。
4コーナーで外を回すには
後方待機が必須になるでしょうが、
それでは届かないのが今の京都芝コース。
内で脚を溜めて、4コーナーで内に突っ込めば
進路は確保出来ても、伸びが悪い内を走る事になるジレンマ。
これは取捨に悩みますな~(>_<)
同じ事はペルシアンナイトにも言える訳ですが・・・
1枠の2頭は、ビュイック殿とミルコ殿の手綱さばきに
すべてが掛かって来るレースになりそうですね。
ラップ的には瞬発戦の方が良さそうで、
コースも直線がうんと長い方が良いタイプに見えます。
なので、普通ならバッサリ行くんですが、
今、京都芝コースで絶好調のキングマンボ系。。。
う~(>_<)
5番手評価はエアスピネル。
自分で創った新聞なんですが・・・
この低評価は「意外!」の一言。
血統評価に人気を加味した採点をしているのが
大きな要因でしょうが、「この馬は例外ちゃうんかな?」
といまだに密かに考えておる次第。(´-ω-`)
馬場傾向を考えれば、キングマンボ系のこの馬は、
「今回最も恵まれた馬」とも言えるわけで・・・
G1で天運を味方に出来た馬を軽く扱えるわけもなく。
熱発の影響が不安視されているようですが、
好走時の追い切りパターンで偏差値も優秀。
調教VTRを見ても、
「全然大丈夫そうやん(゜-゜)」
と言うのが正直な感想。
東京のマイル重賞で勝ったのは不良馬場の富士Sだけ。
この馬に高速決着は厳しい条件という事でしょう。
昨年2着したこのレースは1分33秒8という、
京都マイルとしては遅い時計でした。
今年は良馬場なので、もう少し早い時計が出るでしょうが、
恐らくは許容範囲のレベルになると思っとります。
ならば、ペルシアンナイトが辛い枠に入ったここは、
同じ京都外回りの菊花賞で3着した時と同じ7枠と、
馬場にも、枠にも恵まれた「こちらのリピート狙い」が
正解なんじゃないかと。
この馬がG1を勝てるとすれば、
この舞台が一番可能性が高いような気がします。
また、ミドルペースのレースに好走実績が多く、
ハイペースの減速ラップで京都金杯を制しています。
エアスピネルには、是非ここで
G1タイトルを獲ってもらいたいと思います。
6番手評価になってしまったペルシアンナイト。
この馬は減速ラップが本領。
馬場傾向もハービンジャー産駒に味方しているのに、
難しい枠に入ってしまってホントに残念。
ミルコ殿なら何とかしはるやろ。
とも思うので、軽視するつもりはないものの、
やっぱり軸にするのは怖いですな~(>_<)
さて、難しいのは
穴馬の取捨。
G1レポートに書いていた血統傾向とは、
真逆の馬場傾向で、穴指定を予定していた
ジュールポレールとミッキーグローリーの取捨に困る事に・・・
思い切って、穴馬は諦めましょう。
ただ、今の馬場ならジャンダルムは拾っておきたいですね。
武豊殿も、陣営も、この馬のマイル適性に全く疑いが無く、
G2デイリー杯2歳Sの勝ち馬でもあります。
父は「米国型」のサドラーズウエルズ系なので、
馬場傾向から押さえるべきだと判断しました。
馬券の買目
◎ ⑭エアスピネル
○ ⑮アエロリット
▲ ②ペルシアンナイト
☆ ③アルアイン
△ ⑧モズアスコット
× ①ステルヴィオ
× ⑪ジャンダルム
単勝⑭ 複勝⑭
ワイド⑭-③⑪⑮
又は
馬連 ⑭-①②③⑧⑪⑮ (6点)
3連複⑭-①②③⑧⑪⑮ (15点)
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ご協力に深く感謝します(*_ _)かたじけない