昨日のレポートでは出走各馬を個々に評価しましたが、
今日は過去５年の好走傾向について書いていきます。
なぜか前走が中山コースと言うのは相性が悪いようで、
前走は「左回り」か「宝塚記念」が好相性。
１４年３着のイスラボニータの
前走「セントライト記念」は新潟での開催でした。
前走が中山だった馬で馬券になったのは、
この１０年でフェノーメノ１頭だけです。
その辺りの傾向も含め、もう少し掘り下げてみましょう。
おっとその前に・・・枠順が決まりましたね(゜-゜)
出馬表と予想人気
優勝馬の傾向
距離適性
過去５年の優勝馬は全て「１８００ｍ以下の重賞」で
３着以内に入線した実績がありました。
この傾向は、１０年前まで遡っても、
例外は２０１２年の優勝馬エイシンフラッシュ１頭だけ。
今年の該当馬は・・・
①ステファノス
②ブラックムーン
③ヴィブロス
⑤スワーヴリチャード
⑦アルアイン
⑧ダンビュライト
⑨サングレーザー
⑩キセキ
⑫サクラアンプルール
近走脚質
先行して連対経験が有るか、
追い込んで３走全てが上がり２位以内。
今年の該当馬は・・・
⑤スワーヴリチャード
⑦アルアイン
近走成績
近３走の成績が２勝以上または３連対。
今年の該当馬は・・・
⑤スワーヴリチャード
⑨サングレーザー
今年の勝ち馬候補
人気でも仕方ないですよね・・・(*^。^*)
⑤スワーヴリチャード
２着馬の傾向
近３走成績
過去５年で２着に入線した全ての馬には
近３走以内にG１で連対していた実績がありました。
今年の該当馬は・・・
④ヴィブロス
⑪ミッキーロケット
ラップ適性
良馬場開催の天皇賞秋は、
スローペースの大瞬発ラップが基本で、
例年ほとんど同じようなラップを刻みます。
今年は天気予報が当たれば、まず良馬場開催でしょう。
優勝する馬は、勿論スローからのドッカンターボ的な
瞬発戦ラップで好成績を残していますが、
「ミドルペース以上」の流れのレースでも好走経験が有り、
ラップ適性に幅の有るタイプが強い傾向にあります。
⑤スワーブリチャードは、
２０００ｍのスローペースが本領ですが、
前走の安田記念のように、不向きな距離での
ミドルペースのレースでも勝ち負けできる幅の広さが有ります。
①ステファノスはこのレースで２度馬券になっているので
適性を云々する必要は無しですよね。
ここは年齢との戦いでしょうが、叩き良化型ですので、
前走以上の力は出せるでしょう。
ただ、６歳以上が馬券になったのは、
過去１０年で２００９年の優勝馬カンパニー８歳だけ。
まあ、そういうデータはいつか覆るものですから、
３着ヒモで一考というところでしょうか。
②ブラックムーンは、ミドルペースが本領。
２０００ｍへの距離延長は今回が初めてなので、
何とも言えませんが、体型からはこなせそうですね。
Ｇ１じゃなければ狙ってみるのも面白かったかも。
③ヴィブロスもスローペースが本領。
この馬は、ペース云々よりも「左回り」が本領で、
左回りのG１ドバイターフではディアドラを抑えています。
距離は１８００~２０００ｍが好走レンジ。
近３走以内に海外G１で連対している馬は要注意です。
力関係から考えると、連対はどうかな？ですが、
３着紐には必ず入れておきたい１頭です。
④レイデオロは、瞬発戦は得意でも、
２０００ｍの瞬発戦は対応できるか微妙なところ。
皐月賞は、ミドルペースですが、
ラップの分類では「瞬発戦」に入ります。
ホープフルSや、前走のオールカマーは
「平坦ラップ」での勝利で、２２００ｍ以下の距離での
激しいラップの変動は好まないタイプの可能性が無きにしも非ず。
⑥マカヒキは距離・ラップともに非常に幅のあるタイプ。
前走が復活ののろしであれば、ここも当然圏内でしょう。
⑦アルアインはラップも距離も問題なさそう。
阪神の外回りで重賞を勝っているように、
直線が長いコースでも大丈夫。
左回りがどうか？と言う事と、
前走オールカマー組と言うのが不安材料で
取捨にものすごく困ってます。。。(>_<)
⑧ダンビュライトは瞬発戦は苦手そう。
２２００ｍの平坦ラップでこそというイメージです。
⑨サングレーザーは、OPクラスでの瞬発戦実績は、
デイリー杯２歳Sの３着だけで、他は全てミドルからハイペースの
後傾ラップの平坦・消耗戦での実績です。
なので・・・わかりません(*_ _)
ただ、このメンバー相手に、突然大きく加速する局面では、
置いてけぼりを食らうんじゃないかという不安はあります。
まあ、その辺りは鞍上がモレイラさんなので、
つまらん杞憂に終わりそうですね。
ＥＺ☆ＷＩＮの総合評価点数１位にならない限り
軸にはしたくありませんけど・・・
⑩キセキはラップも距離も幅が大きいタイプ。
鞍上の川田騎手は、このコース複勝率５３％と大得意。
完全復活に大きく期待しています。
⑪ミッキーロケットも幅のあるタイプ。
前走宝塚記念組は好相性のレースで、
この人気は舐められてる感満載。
ただ、馬が立ち直ったら、鞍上が落ち込み中・・・
和田騎手のコース成績は複勝率１７％
ただ、来る時は人気薄で飛び込んでくるので
複勝回収率は１８４％！！
人気薄の今回は抑えるべきかも知れませんね。
⑫サクラアンプルールは、直線でヨーイドン！
と言うタイプには見えませんね・・・
ラップ適性以前に、ここでは家賃が高そうに思えます。
⑬アクションスターは・・・
古馬ＯＰでは掲示板に１度だけ載りました。
以上、天皇賞秋のＧ１レポートでした。
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