G2 京都大賞典
人気の傾向
過去10年で
1番人気は、3勝・2着1回・3着2回。
2番人気は、1勝・2着1回・3着3回。
3番人気は、2勝・2着0回・3着1回
大きな波乱はあまり無いものの、
という程の事もないレース。
原因は、サンデー系主流血統を父に持つ
1番人気馬があっさりとズッコケるケースが多く、
非サンデー系を父に持つ馬の台頭が多い事でしょう。
1・2番人気を背負って勝ったサンデー系産駒は、
ブラックタイドを父に持つキタサンブラックのみ。
今年は、ディープ産駒とハーツクライ産駒の2頭が
恐らく人気を分け合う格好になりそうで、
この2頭の2着・3着固定馬券が旨みを引き出す
料理法になるやも知れませぬなぁ(*^。^*)
展開
近3走以内に逃げた経験が有るのは、
⑪ウインテンダネス1頭だけ。
この馬が引っ張ると、恐らくはスローペース。
何が行くにしても、この頭数で直線の長いコース。
普通にスローペースからの上り勝負になるでしょう。
となれば、例年のこのレースの傾向である
①前走で上り5位以内
②近2走で上り2位以内
このどちらか、又は両方の実績を持つ馬が
3着以内に来る確率が高そうです。
EZ-WIN
⑧シュヴァルグランがダントツ1位です。
この馬を2・3着固定軸にするのがいいかも知れない。
ような気がする。。。
穴馬3選
下位人気4頭はちょっと買いづらいイメージですね。。。
⑪ウインテンダネスに期待してるのですが、
意外と人気になってますね・・・(*_ _)
血統的にも脚質的にも面白いんですが・・・
こういう穴人気してしまうタイプは
割と「来ない」感があります。
という事で・・・
ミスプロ系の父を持つ
③ブレスジャーニーの完全復活に期待。
1年に及ぶ療養生活から復帰して以来、
今年の金鯱賞辺りまで低迷が続き、
全くこの馬らしさの無い競馬ばかりでした。
それが、ここ3走でついに末脚が復活。
前走は距離が長すぎたのでしょうが、
それでも上り3位の脚を使えているのは、
復調の証だと思っています。
元々、直線の長いコースでこそのタイプで、
小回りの北海道では能力が発揮できなかったはず。
1F短縮で、広く直線の長い
京都2400に替わるのは大きなプラス材料。
ラップ適性にも幅が有り、ここで完全復活!
昨年の覇者⑨スマートレイアー
近走凡走続きですが・・・
この馬は、根幹距離(400mで割り切れる距離)の
直線が長いコースが得意で、牡馬混合戦で頑張るタイプ。
昨年のこのレース以降は・・・
非根幹距離牝馬♀G1・海外G1・内回りG1・
距離適性外G1(でも上りは2位)・非根幹距離G1
負けるべくして負け続けた彼女に、ようやく得意舞台が。
勝ち切るのは、年齢的にどうか?ですが、
2着・3着はあってもいいんじゃないかと思います。
人気薄の方のディープ産駒ですし。
穴馬候補と呼べる人気薄では、この2頭しか見えません。
あとは、締め切り前のオッズで、⑪ウインテンダネスが
程よい人気薄になれば、⑪を含めて穴馬3選としておきましょう。