2018 G1スプリンターズS 近年の傾向

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レースの傾向

2014年のコース(路盤)改修の後は、

15年・16年・17年の3回しか施行されていない為、

「傾向」と言えるほどのデータは存在しませんが・・・

ただ、コース改修前(2013年以前)との大きな違いが3つ。

  1. 決着タイム
  2. 血統傾向
  3. 距離適性 

この3点です。

決着タイム

「ストップウォッチ」の画像検索結果

改修前は1分7秒台前半が平均的な決着タイムでしたが、

改修後の3回の決着タイムは・・・

15年 1分8秒1

16年 1分7秒6

17年 1分7秒6

というように、やや時計が掛かる傾向が見受けられます。

ラップパターンの変化

また、レースのラップタイムにも変化が見られます。

2013年以前

前半3F(3ハロン=600m)の区間タイムが、

後半3Fタイムより2秒以上速い「ハイペース」で

展開する事が殆どでした。

2015年以降

前後半3Fのラップタイムの差が、

1秒以内の「ミドルペース」で展開するようになりました。

つまり「消耗持久戦」から「瞬発戦」に変化したのです。

これにともない、血統傾向にも大きな変化が見受けられます。

血統傾向

3着以内馬の血統傾向ですが・・・

改修前(2008~2013年の6年間)は、

ノーザンダンサー系とミスプロ系が中心で、

サンデーサイレンス系(以降SS系と表記します)は、

パドトロワと、キンシャサノキセキの2頭のみ。

これが、馬場改修後の3年では、

3着以内馬9頭のうち8頭が、両親のどちらかがSS系でした

更に言えば、昨年3着のワンスインナムーンは、

4L内に当たる「父の母」がSS系という血統。

もはやSS系は必須の血で、

両親のいずれかがSS系と言うのが理想。

少なくとも4L系統にSS系を持たない血統は、

若干割引対象と考えてもいいのではないかと思います。

距離適性

馬場改修後に開催された3回では、3着以内馬全てにOPクラス

または重賞で1400m以上のレースに勝った経験がありました。

(芝・ダート不問)

昨年、12着に敗れたファインニードルは、

17年の安土城S(OP1400m)で好位に付けながらも、

直線でバッタリと止まり馬群に呑まれ、勝ち馬から0.6秒差7着。

今年は、多少渋った馬場での開催となりそうです。

そうなれば、重い馬場で尚の事、馬は疲労を感じやすくなります。

この傾向が、更に強く出る可能性も頭に入れておいた方が良いかも知れません。

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今年の該当馬

今年の出走メンバーで、血統と距離適性の

傾向にマッチする馬を探してみましょう。

③ワンスインナムーン

昨年の3着馬なので、適性は十分でしょう。 

陣営は「逃げ宣言」を出しましたね。

父アドマイヤムーンで、父の母がSS系です。

1400mのOP特別を2勝しています。

⑩レッツゴードンキ

昨年の2着馬で桜花賞馬。

母がSS系ですね。

⑫ナックビーナス

ダイワメジャー産駒で、

OP特別の1400mを勝っています。

今年のG1高松宮記念3着馬。

⑮ムーンクエイク

2走前にG2京王杯1400m勝ち。

父はアドマイヤムーンで、父の母がSS系。

前走のキーンランドカップは9着に大敗。

レース後のルメール騎手のコメントは

「ずっと忙しかったです。

 跳びが大きくエンジンのかかりが遅いので、

 短い直線のコースは良くないです。」

初めての洋芝と、距離短縮でのハイペース。

合わなかった部分も有るのかも知れません。

ただ、短縮→同距離というローテでは、

「ペース馴れ」して好走する馬も多く居ます。

札幌とは真逆の「野芝開催」。

秋開催の阪神1600mで

1000万クラスを勝ち上がったように、

野芝への適性は問題ないはず。

ルメール継続騎乗ですしね。

予想よりかなり人気しますが・・・

⑯レッドファルクス

2連覇中なので、書く必要も無いでしょうが・・・

お母さんはサンデーサイレンスの直仔です。

昨年のレース前にデムーロ騎手が出したコメントは

去年(7枠)はギリギリ届いたけど、中山は内の方が良い。

今年は大外。

年齢と枠順、そして急遽の乗り替り。

不安材料を全て覆して、史上初の同一GI3連覇なるか?

おまけ

あと・・・

②ヒルノデイバローは1400mで勝っていませんが、

重賞2着の実績が2度もあるので、おまけで含めておきます。

展開予想

行きたい馬が揃って、ワンスインナムーン陣営から「逃げ宣言」。

宣言すれば、行かせてもらえるようなものでも無く、

ましてG1なので、そうたやすく楽な競馬はさせて貰えんでしょう。

ある程度は流れが速まる可能性も有りそうです。

土曜日の中山芝は、後半3鞍が「稍重発表」

その3鞍の勝ち馬は逃げ・逃げ・先行でした。

ただ、G1となれば、差し馬の脚力も下級条件とは大違い。

あまり後方からでは厳しいでしょうが、

中団の前目から速い上りを繰り出せる馬に

大きなチャンスが有りそうに思えます。

前残りも視野に入れた、差し馬との組み合わせ。

そういうイメージで馬券を組んでみたいと思います。

それでは、皆様の馬券的中をお祈りしています。

なお、EZ-WINの公開は、明日の午前中になりそうです。

馬券購入は、EZ-WINの確認後に(*^^)なんちゃって

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