阪神競馬場 ダート2000m

目次
コース概要
芝スタートのダートコースで、最初の1コーナーまでは約500m。
ダート戦の為、砂を被りたくない馬の先行争いが、1800mよりも
直線が長い分長引きやすい傾向があります。
その為、スタミナの温存が必要なコース形状にもかかわらず、
スローペースになる事は稀で、ミドルペースからハイペースで
流れるケースが目立ちます。
当然、最後の急坂で、どの馬もバテバテになる「消耗戦」になりやすく、
先行力だけでも、上りの速さだけでも3着以内に入るのは難しいコースです。
基本的には好位・中段の前あたりで競馬しても、
そこそこの上り脚が使えるタイプが好走しやすい。
という傾向が強く出ているコースです。
枠順傾向
枠 | 3着以内 | 平均人気 |
1 | 18 | 3.2 |
2 | 18 | 4.2 |
3 | 14 | 4.1 |
4 | 11 | 4.4 |
5 | 18 | 4.4 |
6 | 19 | 4.7 |
7 | 25 | 3.9 |
8 | 21 | 4.5 |
av | 18 | 4.2 |
血統傾向
父の傾向
サンデー系 54頭/144頭
・Tサンデー 25頭(内マンカフェ11頭)
・Dサンデー 18頭(内ゴールドアリュール8頭・カネヒキリ6頭)
・Pサンデー 8頭(内キンシャサノキセ7頭)
・Lサンデー 3頭
サンデー系の分類詳細はココをクリック
父がTサンデー系の場合、母系は欧州型。
父がDサンデー系の場合、母系は米国型。
全てがそうという訳ではないですが、
傾向として強く出ている配合パターンです。
キンシャサノキセキは短距離系のイメージですが、
このコースでは複勝率5割の成績を誇っています。
出て来たら見落とし厳禁の血統です。
ミスプロ系 41頭/144頭
・キングマンボ系 21頭
・米国型 20頭
ノーザンダンサー系 16頭/144頭
ロベルト系 13頭/144頭
4L系統の傾向
「4L系統って何?」はココをクリック
ナスルーラ系の血が良く効くようです。(65頭/144頭)
中でも、グレイソヴリン系・APインディーを含めた
ボールドルーラー系を持つ馬が大勢を占めています。
あとロベルト系も36頭/144頭と健闘しています。
ナスルーラとロベルトを合わせると101頭となり、
全体の70%を占める重要血統と言えます。
脚質傾向
冒頭でも少し触れましたが、
「先行力+そこそこの上り」がポイントになるコースです。
直近の3走以内に、上り3Fタイム順位6位未満の
上りしか使えていない先行馬が馬券に絡んだのは、
わずか11.8%にすぎません。
また、最初のコーナーを2桁順位で通過している場合にしか、
上位の上りを使えていないタイプも不振で、全体の15%しか
馬券に絡めていませんでした。
余談ですが・・・
このタイプが馬券に絡む時には、一定の法則が有ります。
それは・・・
「距離延長」でここに出走してきた馬に限る。
という法則です。
残りの約74%の3着以内馬は、
先行して上り6位以上か、中団からの競馬で、
上り5位以上の実績を持つタイプでした。
ベタ買いデータ
条件① 秋山騎手騎乗
条件② 前走で掲示板確保(5着以内)
条件③ 前走から距離延長(前走阪神以外)
以上の条件を満たすと・・・
複勝率63% 複勝回収率 169%
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