中山芝1200m コース攻略ガイド(秋)

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 中山競馬場 芝1200m

中山競馬場
 

 
秋の開催は、洋芝が混じらない「野芝」での開催。
 
野芝・洋芝混生で開催される他のシーズンとは傾向が異なります。
 
 
ここでは2015年~2018年9月23日までに開催された、
 
全46鞍で3着以内に入線した138頭について、
 
枠順・人気・距離ローテ血統・近走の脚質等を、
 
きめ細かく分析してみました。G1スプリンターズSが
 
開催される野芝開催の舞台を、赤裸々に解剖します。
 
 
 
スタートからゴール前の急坂までは、下りが続くレイアウト。
 
 
短距離で、前半がずっと下り。
 
さらに、緩い角度の3コーナーと、
 
前半が非常に速くなりそうな印象のあるコース。
 
 
しかし、実際は超の付くハイペースになる事は少なく、
 
上級条件クラスでは、前半3Fと後半3Fのタイム差が1秒を切るような
 
ラップが平均的で、ミドルペースの前残りが頻発するコースです。
 
 

人気の傾向

まずは、人気の傾向を見てみましょう。

1番人気だった馬は、

46鞍中24頭しか3着以内に入っていませんでした。

複勝率で言えば、およそ50%という事になり、

JRAの全開催における「1番人気の複勝率」を

10%以上下回る結果になっています。

逆に「5番人気以下」だった馬は、

馬券対象になった138頭中61頭。

2番人気から4番人気は53頭。

比較的、好配当を狙いやすいコースと言えます。

枠順傾向

馬券対象になった138頭の枠順別の成績は以下の通り。

1枠 19頭

2枠 16頭

3枠 24頭

4枠 21頭

5枠 14頭

6枠 22頭

7枠 11頭

8枠 11頭

5枠を除く中枠が有利な傾向が見られます。

また、5番人気以下の出現数では、3枠が12頭でトップ。

出現率では2枠が69%でトップでした。

また、6枠・7枠については穴馬が出にくいようで、

5番人気以下の出現率は、6枠・7枠共に2割程度という

「人気サイド指定席」というイメージです。

距離ローテ

距離が1200mと言う、中央場の芝コースの中では

最も短い距離の為、「距離延長ローテ」と言うのが

根本的に少ない事もあり、未出走だった馬21頭を除く

117頭の内、8頭しか馬券になっていませんでした。

中心は「同距離ローテ」で、117頭中87頭と圧倒的。

「距離短縮ローテ」は、117頭中22頭と地味な成績です。

血統傾向

父の傾向
サンデー系
Pサンデー 34
Lサンデー 13
Tサンデー 9
ディープ系  4
Dサンデー 3
合計 63

Pサンデーは、キンシャサノキセキ・ダイワメジャー

マツリダゴッホがメインになっています。

サンデー系の分類についてはココをクリック

 
ミスプロ系
Fナイナー系 13
キンマン系 7
米国型 6
欧州型 1
合計 27

ノーザンダンサー系 23頭

最多は「ダンチヒ系」の9頭。

その内5頭は「ハービンジャー産駒」

ナスルーラ系 10頭

うち、5頭はプリンスリーギフト系。

ロベルト系 4頭

ヘイロー系 3頭

母系の傾向

特に目立つような配合パターンは有りません。

4L系統の傾向

4Lの説明はココをクリック

こちらは、何点か気付いたパターンが有ります。

まず、圧倒的な数を誇るのは、サンデー系よりも

ノーザンダンサー系の血を持つ馬で、138頭中

118頭が4L系統にノーザンダンサー系を持っていました。

その118頭の内、48頭が

4L系統内に複数のノーザンダンサー系を持つ馬。

つまり、ノーザンダンサー系のクロスを持つ馬です。

また、4L内のノーザンダンサー系の中でも

目立って多かったのが・・・

ダンチヒ系 30頭

ニジンスキー系 25頭

ノーザンテースト系 24頭

このように、一定のかたよりが見られます。

また、ナスルーラ系も重要血統です。

全体の数としては61頭と、ノーザンダンサー系の半分程ですが、

絶対数の差を考えると、優秀な血脈と言えそうです。

そして、面白い傾向が有るのが、

プリンスリーギフト系の血を持つ馬。

61頭中11頭にすぎませんが、

その11頭全てが、以下の条件のどれかに当てはまります。

① 複数のナスルーラ系を保持している。

② ノーザンテーストの血も持っている。

③ ニジンスキーの血も持っている。

また、野芝開催の短距離戦という事で、

新潟1000直と同じような傾向も出ています。

マイナー系と呼ばれる数の少ない非主流血統が、

意外な「血のアクセント」になっています。

具体的には、

ニアークティック・ダマスカス・フェアウェイ

ストックウェルと言った系統です。

これらの血を4L系統に持つ馬には、

「ダサい血統」とバカにせず、注意が必要です。

脚質傾向

冒頭でも少し触れましたが、先行馬の前残りが多発します。

さすがにG1になると、ハイペースがお約束のような流れで、

後方一気の追込み馬も馬券に絡んできますが、下級条件戦は

原則として先行馬狙いが無難でしょう。

調査対象期間中に、3着以内に入線した138頭の内、

未出走だった21頭を除く117頭の「直近3走」の脚質を調べてみると・・・

先行経験(最初のコーナーを5番手以内で通過)が

有った馬は、117頭中87頭で約75%に上ります。

また、先行力が有るだけでなく、

単なる先行経験とは別に、上り3Fタイム順位が

5位以上だった経験の有る馬が、87頭中54頭を占めています。

逆に、先行経験が無く、上り3Fタイム順位が
 
3位以上という実績が有った差し・追込み馬は
 
117頭中22頭にすぎず、先行力の重要性が垣間見えます。
 
 

 
 

騎手データ(近3年の実績)

騎手名 騎乗機会 勝率 連対率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
M.デムーロ 17 47.1% 52.9% 58.8% 200.0% 108.8%
C.ルメール 18 22.2% 33.3% 44.4% 48.3% 64.4%
戸崎 圭太 85 17% 32% 40% 65% 72%
横山 典弘 50 18.0% 32.0% 36.0% 66.6% 78.2%
石橋 脩 42 16.7% 23.8% 35.7% 116.7% 81.4%
勝浦 正樹 48 6.3% 14.6% 18.8% 252.5% 119.0%
大野 拓弥 76 2.6% 10.5% 19.7% 99.1% 108.4%
野中 悠太郎 31 3.2% 16.1% 19.4% 9.4% 195.8%

厩舎成績(近3年の実績)

調教師名 出走機会 勝率 連対率 複勝率 単勝回収率 複勝回収率
音無 秀孝 16 31.3% 43.8% 56.3% 191.9% 126.9%
木村 哲也 21 23.8% 38.1% 47.6% 122.9% 118.6%
奥村 武 17 11.8% 29.4% 47.1% 40.0% 96.5%
和田 正一郎 11 18.2% 36.4% 45.5% 53.6% 214.5%
森田 直行 11 18.2% 27.3% 45.5% 200.9% 210.9%
西村 真幸 10 20.0% 30.0% 40.0% 68.0% 68.0%
斎藤 誠 21 28.6% 33.3% 38.1% 459.5% 149.0%
菊沢 隆徳 27 7.4% 25.9% 37.0% 22.6% 108.1%
戸田 博文 14 14.3% 21.4% 35.7% 92.1% 68.6%
高木 登 14 21.4% 28.6% 35.7% 85.7% 85.0%
堀 宣行 17 23.5% 29.4% 35.3% 81.8% 61.8%

ベタ買いデータ

データ1(通年)

条件① 田辺騎手騎乗

条件② 前走の上り3Fタイム順位5位以上

条件③ レース間隔が中3週以上

上記の条件を満たした場合、

複勝率 48.5% 複勝回収率 152%

データ2(秋開催)

条件① 父がハービンジャー

条件② 母父サンデー系

上記の条件を満たした場合、

複勝率 63% 複勝回収率 167%

データ3(秋開催)

条件① 父がアドマイヤムーン

条件② 1枠~3枠

条件③ 前走で先行(最初のコーナー5番手以内)

上記の条件を満たした場合

複勝率 39% 複勝回収率 152%

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