新潟 芝1600m外回り コース攻略ガイド 


上の表は枠順と脚質による複勝率(3着以内率)と複勝回収率(回収額)

コースの傾向把握は、直近1年のデータが大切です。

特に血統傾向は、長いスパンで計測すると、

必ず抜け落ちる血統が出て来ます。

旬の傾向分析が「地」を極める第一歩だと思います。

コース概要

最後の直線が約660mと日本一直線の長いコース。

開催される重賞は、

古馬のサマーマイルシリーズ「G3関屋記念」と

2歳馬限定戦の「G3新潟2歳S」の2重賞。

新潟2歳Sでは、前半が遅いスローペースが殆どですが、

関屋記念では、前半3Fタイムが34秒台になるような

ミドルペースで流れる事も珍しくありません。

前残りになるかどうかは、刻まれるラップタイムが重要で、

3~4コーナーで減速するタイプの逃げ馬やジョッキーでは、

660mを逃げ通すのは困難です。

前半をスローで進め、コーナーワークでじわっと加速し、

最後の1Fで我慢比べの持続力勝負に持ち込む事が必須。

つまり、急⇒緩⇒急というようなラップでは

ほぼ確実に上りの切れ味勝負になり、前に行った馬は苦戦必至。

逆に、緩⇒急⇒緩というペースなら、前が残る可能性が非常に高い。

という傾向が顕著なコースです。

なので、展開の読みと、先行馬のラップ傾向の把握が

非常に重要になるコースです。

血統傾向

直近に開催された29鞍の3着以内馬87頭の血統を調べてみました。

サンデー系が48頭/87頭(55%)と圧倒的。

中でも、中距離タイプ(ハーツクライ・ヴィクトワール・ステイG等)

の種牡馬が15頭、ディープ系が13頭と、マイルよりも長い距離に適性の有る

種牡馬産駒の好走が目立つ傾向。

スピード型ではダイワメジャー産駒が8頭でトップ。

ノーザンダンサー系は苦戦傾向で、全ての小系統を合わせても

11頭と、出走頭数の割には控えめな実績。

知ってる人には大きなお世話
K-MAXのワンポイントレッスン

小系統って何?(゜_゜)

例えばノーザンダンサー系という血統の場合、
大系統として「ノーザンダンサー系」と呼んでいます。
つまり、ノーザンダンサーという1頭の種牡馬から広がった一族を
総称する系統名です。

そして、血統傾向を、よりきめ細かく把握するために、
さらにそこから枝分かれした系統の中で、多くの活躍馬を
輩出した種牡馬名をそのまま「小系統」として名付けます。

例えばダンチヒ系・サドラーズ系等がその「小系統」になります。

大系統はノーザンダンサー系ですが、
多くの活躍馬を世に送り出してきたので、
その馬の名前がそのまま小系統になっています。

ちなみに、ディープインパクトも、今ではサンデー系の中で
独立した「小系統」となり「ディープ系」という名前が付けられています。

大出世ですね(≧▽≦)あやかりたし♪

特筆すべきは「キングマンボ系種牡馬

17頭が馬券になっており、相性の良さが際立つ成績です。

中でも「ロードカナロア産駒」の8頭という数字は、

種牡馬キャリアの短さを考えれば驚異的。

母の父

特に強調できる系統は無く、ノーザンダンサー系が20頭でトップ。

しかしながら、ノーザンダンサー系の中で「この小系統がいい」

といったものは無く、非常に絞り辛い状況です。

4L系統

ノーザンダンサー系が64頭。

その中で目立つのは

ノーザンテースト」を持っている馬が12頭。

リファール」が11頭。

その他は「似たり寄ったり」と言ったところ。

ノーザンダンサー系以外では、

ナスルーラ系の血が重要で35頭が該当。

これまでに作成したコースガイドの中で、

いちばん血統傾向が絞りにくいコースやなぁ・・・(*_ _)

と言うのが正直な印象ですね。。。

脚質傾向

近3走で「先行経験(最初のコーナーを5番手以内で通過)」

と、「上り3Fタイム順位5位以上」の両方の実績を持つ馬が

3着以内馬の約半数を占めています。

また、近3走以内に「上り3Fタイム順位3位以上」

の実績を持つ差し馬も全体の30%以上を占めています。

コースの脚質的ベタ買い条件

①前走で左回りコースを使われていた馬

②前走の4コーナー通過順位が1番手か2番手だった馬

③前走の出走頭数が11頭以上のレースだった馬

以上の3条件をクリアした馬は・・・

複勝率 35% 複勝回収率 210%

複勝率が少し低めですが、回収率は文句ないですね。

直線の長さから、ディープ系や上りの切れるタイプに

人気が集中しやすいコースなので、その盲点になるのでしょうね。

「穴は先行馬から」が良いのかも知れません。

騎手

近3年間のコースリーディングは戸崎騎手

勝率24% 複勝率52%

という凄い成績ですが、複勝回収率は赤字です(*_ _)

ベタ買い出来る騎手は・・・

田辺騎手

単勝率25.8% 単勝回収率270%

複勝率48.4% 複勝回収率150%

その他では・・・

ミルコ騎手

川須騎手

福永騎手

北村宏騎手

岩田騎手

といった面々がこのコースの上位騎手です。

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