近4年の勝ち馬の共通点
1.福島牝馬S3着以内実績
2.中山の1600m~1800m重賞で連対実績
3.近3走の脚質が「先行経験+上り5位以内」
どの条件も、1頭ずつ例外が有りますが、
逆に言えば、4頭中3頭が該当する条件という事です。
今年のメンバーで複数に該当するのは・・・
⑤フロンティアクイーン
条件1~3全てに該当。
血統からも、父「メイショウサムソン」は
このコース直近1年間で複勝率50%の上位種牡馬。
欧州型に分類されるサドラーズ系で、
洋芝適性も充分に期待できるでしょう。
また、母父が「サンデーサイレンス」というのも、
近4年で3頭の連対馬を出している配合。
気がかりは、夏場に実績が無い事。
秋口頃から状態が上を向き始める傾向が有り、
この時期の重賞は初めての経験。
幸い、週末の札幌は、最高気温28度という、
本州の9月中旬から下旬頃の気候条件となりそうで、
大丈夫なんじゃないかなと思います。
けど・・・勝つか?
と言われると、「・・・(*_ _)びみょ~」
的なイメージです。
次いで、条件に当てはまるのは、昨年のこのレースで2着だった
③トーセンビクトリー
条件2と3に該当。
血統的には、
父「欧州型キングカメハメハ」
母父「サンデーサイレンス」
という理想的な配合で、昨年2着も頷ける配合。
ただ、この馬は、ラップパターンの好走レンジが狭い印象で、
そこから外れると、脆さを見せてしまう側面が有ります。
今年は小頭数で、飛ばすタイプの逃げ馬も不在なので、
この馬の好走レンジにぴったりとハマる可能性も有り、
「推定7番人気」と言うのは、ごっつええ感じだと思います。
昨年のこのレースのラップパターンは、
若干この馬の好走レンジを外れていましたが、
2着に頑張れたのは「洋芝適性」の賜物なのかも知れませんね。
夏場に強いタイプでもあり、昨年と比べて
加齢による衰えが無ければ、今年はアタマまでありえそう。
以上の2頭が、今年のメンバーで
「勝ち馬の条件」に複数該当した馬です。
上位人気馬の評価
推定1番人気
⑨ディアドラ
前走海外G1芝1800m
ドバイターフ3着
後方待機が常態になっている点が悩みの種。
ラップパターンの好走レンジは、
さすがG1ホースと言った感じで、相当広い馬。
距離に問題が無く、フレッシュな状態で出てくれば、
大抵は馬券になるタイプですね。
血統面からも、
父ハービンジャーは、札幌適性が高い血統で、
母父スペシャルウイークも、札幌芝に強い産駒を
多数輩出している種牡馬。
開幕週・小頭数→スローペース濃厚
さて、届くのか?間に合うのか?
という1点に絞られるでしょう。
前走に引き続き、秋華賞で勝利をつかみ取った
ルメール騎手とのコンビで参戦。
それも、ソウルスターリングに見切りをつけて選んだ馬。
訳の分からないような凡走は、まず考えにくいでしょう。
さらに、今年の札幌は、エアレーション作業に加え、
シャタリング作業も併用して、念の入った
「馬場のクッション性向上作戦」を展開しており、
開幕週から差しが届く馬場になる可能性も有ります。
なので・・・
間違っても切ってはいけない1頭だと考えています。
推定2番人気
②ソウルスターリング
近走凡走続き。
負けても負けても人気するこの馬。。。
2歳から3歳春の強さが忘れられないのでしょうか。
個人的には成長力の限界を迎えている印象で見ています。
父がサドラーズ系の「世界の怪物」フランケル。
同産駒のミスエルテも、デビューから2連勝で重賞制覇し、
牡馬に混じっての朝日杯G1で4着。
で、今ではOP特別でもコロッと負ける状況。
2頭とも、恐らく早熟系なのではないかと思います。
勿論、早熟でも2段階の成長曲線を描くタイプも
沢山居るので、「終わった馬」判定は出来ませんが、
今のところ第2段階の成長の予兆は見受けられず、
デビュー勝ちを飾ったコースではありますが、
正直なところ、要る?(゜-゜)
と言う感じです。
期待の穴馬
出来るだけ内寄りの枠から選びたいですね(*^^)v
スローペース想定で、クッションの利いた馬場。
という条件ならば・・・
この馬が面白いかも知れませんね。
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